仏造船会社から機密流出
[ 256字|2016.8.27|社会 (society)|ASIA WATCH ]
オーストラリアン紙は24日、オーストラリアの次期潜水艦共同開発を受注したフランスの政府系造船会社「DCNS」から機密文書が流出したと報じた。オーストラリア企業に送られてきた記憶媒体の内容を同紙が確認した。
オーストラリアは流出したのとは別の潜水艦をDCNSと共同開発するが、米国が戦闘システムを提供する予定で、機密保持が懸念されそうだ。
流出したのはDCNSがインドに供与するスコルペヌ級潜水艦に関する2万2千ページに及ぶ文書。戦闘システムやステルス性能など高度な機密情報が含まれているという。(共同)