小規模養豚業者に助成
[ 303字|2016.8.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
豚肉価格の下落によって苦境に陥っているミンダナオ地方北コタバト州の養豚業者に、政府の助成金が支給されることになった。同州の農業畜産当局者によると、助成金の対象は小規模で一時的に養豚業に携わっている500業者。
豚肉価格はこのところ、供給が過剰気味なことに加え、密輸豚肉の横行などで大幅に下がっており、小規模業者から政府に支援を求める声が上がっていた。
同州で生産される豚肉は首都圏を中心に全国に出荷されている。当局者は密輸取り締まりにも全力を挙げると表明した。
現在、市場への出荷価格は豚1頭当たり1600ペソだが、政府助成によって養豚業者には2千ペソが支払われるという。(9日・ブレティン)