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8月1日のまにら新聞から

野生ブドウがバイオ燃料に

[ 316字|2016.8.1|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 北サマール州のパラパグ地区に自生するブドウからバイオ燃料が生成される可能性があると伝えられている。このブドウは同地区だけに自生する固有種で、可燃性が高く、その実は甘いという。

 区長はバイオ燃料の製造が軌道に乗れば、国内の需要に貢献するだけでなく輸出も可能になると意気込んでいる。近くピニョール農務長官に商業化に向けた計画を説明し、政府助成を要請するという。

 区長は、すでに韓国の企業から同地区に製造工場を建設し、バイオ燃料を量産するという引き合いが来ていと述べたが、詳細は明らかにしなかった。

 同地区の歴史は古く、17世紀のスペインの植民地時代にガレオン貿易によって蜜ろうが欧州に輸出されていた。(25日・ブレティン)

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