ココナツ害虫で注意喚起
[ 324字|2016.7.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
マスバテ州などでココナツ農園に病害虫が広がっており、当局が注意を呼び掛けている。害虫はココナツハムシとして知られる昆虫で、ココナツやヤシに侵入し、枝を乾燥させて樹木を枯死させるという。遠くからは木が焦げたような状態に見えるという。
ココナツハムシは気温が上昇すると活動が活発になり、調査報告ではマスバテ州ではすでに100ヘクタールの広範囲に広がっている。まだ重大警告を発令する段階ではないが、当局はココナツハムシのまん延を防ぐため、殺虫剤の散布など対策を講じるよう呼び掛けている。
また同州ではココナツなどに害を与えるオオツノカブトムシの発生や、北カマリネス州ではココナツカイガラムシの被害例も報告されている。(23日・インクワイアラー)