人権活動家の告発撤回を
[ 308字|2016.7.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
人権擁護を掲げる女性政党「ガブリエラ」はこのほど、アギレ新司法長官に、不法監禁などの容疑で告発されている人権活動家15人の逮捕状を撤回するよう求めた。15人はブキドノン、北ダバオ両州で起きた事件で、不法監禁と誘拐容疑に問われている。
ガブリエラのイラガン議長らと家族が発表した声明は、15人の人権活動家に対する手配書がダバオ市内のあちこちの壁などに貼られており、人権無視の不当な攻撃は看過できないと当局の対応を非難した。
声明は、当局の不法行為によって当事者の15人だけでなく、家族も憂慮と精神的苦痛を味わっているとして、アギレ司法長官に人権活動家の逮捕状を撤回すよう強く求めている。(12日・ブレティン)