ごみ捨て場の閉鎖を命令
[ 301字|2016.7.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ブツアン市のラグナダ新市長はこのほど、ドゥラグ地区のごみ捨て場を閉鎖し、10キロ離れた別の地区の埋め立て地に移転するよう命じた。住民に深刻な健康被害と環境汚染を引き起こしているためという。
市長は、ごみ捨て場が住民との事前協議や環境天然資源省の認可がないまま操業を開始、住民の環境と福祉を無視したと述べ、これまでの行政対応を批判し、移転の行政命令を出した。
ラグナダ市長は就任後、10項目の重点施策を発表、100日以内に実行すると表明しており、中でもごみ捨て場の閉鎖と移転問題を優先項目に掲げている。市長は「長年の懸案を解決するため、市の総力を挙げて取り組む」と強調した。(6日・ブレティン)