クジラ救出作戦
[ 302字|2016.5.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
アンティケ州で海岸に打ち上げられたマッコウクジラの救出作戦が行われ、住民の協力などで無事、救出された。州都サンホセ・ブエナビスタに近いマリーナ村で先週、浜辺に迷い込み、外海に戻れなくなったクジラを地元の青年が見つけ、沿岸警備隊に通報した。
警備隊のウェブサイトによると、体長約5・5メートルのマッコウクジラが波打ち際から10メートルのところでもがいていた。警備隊は漁業水資源局、さらに地元住民の協力を得て、周辺を立ち入り禁止にして救出作戦を開始。
この結果、浜辺から150メートルの沖合に連れて行くことに成功、救出された。クジラはそのまま外海に向かって泳いでいったという。(16日・ブレティン)