西ビサヤの雇用が堅調
[ 308字|2016.5.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西ビサヤ地方の雇用が堅調に推移し、2015年末時点で雇用者数が前年比5%上昇したことが分かった。労働雇用省西ビサヤ事務所がこのほど発表したもので、アクラン、アンティケ、カピス、ギマラス、イロイロ、西ネグロス各州の雇用者数は計330万人で、前年の313万より増加した。
同事務所によると、失業者数と非正規雇用者数も減少傾向にある。同地域の経済と開発が引き続き好調を維持していることが、雇用増につながったとみている。
特に公共事業などによる開発プロジェクトが進んでおり、土木、建設関係で数十万人の雇用が創出されたという。また同地方の最大の産業である観光業も堅調で、雇用の伸びに貢献している。(2日・ブレティン)