台風被災者に住宅
[ 316字|2016.4.25|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
2013年11月のヨランダ台風で家を失ったビサヤ地方タクロバン市近郊の被災者のため、400戸の新築の住宅が提供された。カナダや教会が基金を設立して寄付を募集。造成地域はタクロバン市から14キロのバランガイ(最小行政区)で、2ヘクタールの土地をレイテ州司教区が提供した。
寄贈式でロムアルデス市長は関係者に謝意を表明、駐フィリピン・カナダ大使は「財政援助だけでなく、ボランティアも入り被災者支援を続けてきた」と述べた。
暴風雨で家を失い、今回住宅を提供されたサグカハン地区のベルジャさんは「台所も風呂も完備されており、台風で流された前の家よりも素敵。台風がもたらしてくれた祝福です」と喜んでいた。(18日・インクワイアラー)