新たに雨量監視計70台
[ 319字|2016.4.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
毎年のように大雨や洪水の危険さらされるミンダナオ地方カラガ地区に、被害を最大限防止するため新たに雨量監視計70台が設置された。このうち42台はアグサン川流域の監視ポイントに設置された。洪水が差し迫った場合、6〜9時間前に警報や注意報が発令できるという。
当局によると、河川に設置される水位観測計も災害防止に大きな役割を果たしており、3〜6時間前に洪水の危険性を把握できるという。こうした計測装置は洪水や氾濫だけでなく土砂崩れ、がけ崩れ対策にも有用としている。
また台風についてはレーダー観測で上陸の24時間前に警報、注意報を発令、衛星観測では5日前から上陸情報を流すことができる態勢を整えているとしている。(11日・ブレティン)