ウミガメが順調に回復
[ 300字|2016.3.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ことし3月初め、ミンダナオ地方ダバオ市のブカナ・バランガイ(最小行政区)沖で、地元漁師の漁網に1匹のウミガメがひっかかった。ひれなどに数多くの損傷を負っていたため、バランガイでは、ダバオ市内の民間の動植物保護施設、クリーナジー・パークに、このウミガメを運んだ。
施設の職員が応急措置をほどこし、獣医にも相談しながら、その後も手当を続けた結果、ウミガメは順調に回復し、再び海に戻る日を待つばかりとなった。
ウミガメの中では小型のヒメウミガメという。
クリナジー・パークは地元の電力会社が運営し、小鳥や魚類、植物などの保護にあたっている。ウミガメの保護は4例目という。(27日・ブレティン)