イメルダ御殿の完工間近
[ 299字|2016.3.28|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方タクロバン市の観光名所、「イメルダ・マルコス博物館」が、政府の補助金を得て改築され、完成が間近である。総額2千500万ペソに上る補助金は、台風ヨランダが2013年11月に襲来する直前に当時の観光当局などの肝いりなどで決まった。
この博物館は、21の豪華な部屋から成り、明王朝時代の中国の壷やオーストリアの鏡などが飾られている。もともとの建物は戒厳令下の1981年に地元育ちの当時のファースト・レディ、イメルダ・マルコス夫人の主導で完成した。
改築は95%が既に終わった。当初は空調システムも完備する計画もあったが、予算不足などから見送られたという。(22日、ビジネス・ワールド)