ダバオ海岸は高濃度汚染
[ 295字|2016.3.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市周辺の海岸は、高濃度の大腸菌で汚染されていることが、厚生省の調査で分かった。海岸に流れ込むダバオ川の汚染が進んでいること、汚染を防止するための対策が遅れていることなどが主要因とみられる。
同省が行ったサンプル調査によると、ダバオ河では100リットル中に含まれる大腸菌が1600万個と、水質基準の200個をけた違いに上回る結果となった。ダバオ河に近いリバーティ海岸でも、100リットル中16万115個の大腸菌が検出された。
この結果を受け、同省のグローリア・ラウルさんは海岸での海水浴は下痢や皮膚炎、眼病を起こす恐れがあると注意を呼び掛けた。(15日・スター)