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3月7日のまにら新聞から

ハロハロ

[ 598字|2016.3.7|社会 (society)|ハロハロ ]

 中央競馬(JRA)の年初めG1レースはフェブラリー・ステークス(ダート、1600メートル)。今年は2番人気4歳馬のモーニンが制した。このレース5歳以上の勝率が高い。2年前、16番人気の4歳馬コパノリッキー(田辺騎乗)が勝った時は3連単95万円の大穴となった。3歳時の戦績不振から同馬は全くの無印。展開を予想して、先行押し切りの可能性ありと単複、3蓮複馬券をつくった。だが、いくら田辺ファンにしてもひいきの引き倒しかと弱気になり、複勝しか買わず、好配当を取り損ねた。

 フェブラリー/ミルコが4時に/グッド・モーニング。TV番組のタレントが戯(ざ)れ句を披露していた。ミルコは騎乗したミルコ・デムーロ騎手のこと、レースは午後3時40分発走。モーニンはレコードの圧勝で、2着も1番人気の4歳馬。ダート界に新世代の台頭を強く印象付けた。ところでモーニンは「朝」なのか? 馬名の由来を調べたらジャズの曲名とあった。

 おおっ!フランス映画「殺(や)られる」(E・モリナロ監督、1959年)に挿入されたアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズの曲だ。映像の記憶は薄れたが、迫力あるサウンドは耳に残っている。あのころ「大運河」「死刑台のエレベーター」など仏映画は相次ぎモダン・ジャズを取り入れ、新しいうねりとなった。思いがけず馬名から、動画サイトで古いギャング映画にアクセスした。(紀)

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