次はカニのセンターに
[ 315字|2016.2.22|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
コメの地元自給率で百パーセントを達成したミンダナオ地方北ラナオ州は、次の目標をカニの一大センター建設に置いている。
農務省の漁業・水産資源局も、カニ増産を支援し指導している。まず同州に面したパンギル湾で入江に廃棄された漁網を撤去する。
かつて、この湾ではカニが大漁だった。漁網撤去で泥ガニの漁獲量が6割強増えるこが見込まれている。
また、同省では総額170万ペソ相当の漁具や、エンジン、底引き網などを地元に提供する。これとは別に今年始まった第2次漁獲量増産計画では、ソフトシェルクラブ(脱皮したてで甲羅のやわらかいワタリガニなど)の漁獲量を5年後に全国で5・4%増やす計画も進んでいる。(17日・ビジネスワールド)