麻薬王の提訴棄却
[ 298字|2016.1.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地域イロイロ市で刑務所から脱走中の麻薬王メルビン・オデクタ受刑者が妻と連名で、マスコミの取材や追跡がひどすぎるなどとして身辺保護の訴えをイロイロ地裁に起こした。
訴えは12月15日、弁護士を通じ同地裁に出されたもので、新聞社とラジオ局の記者、ニュースを読むアンカーマンなどジャーナリストのほか、麻薬捜査担当の警官など8人の実名が列挙されていた。
訴えでは、でっち上げの罪状に基づく悪意のある報道で精神的に参っているとしていた。
しかし、裁判官は、被害の訴えを裏付ける証拠を原告2人が示すことができなかったなどとして、訴えを棄却する判断を示した。(11日・インクワイアラー)