ソフトシェルのカニ輸出
[ 316字|2016.1.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市から約45キロにあるタグム市の主要産物として、甲羅の柔らかい(ソフトシェル)カニの輸出が注目を集めている。
タグム市近郊にはマングローブ林が密生している海岸が広がっており、泥質の浜辺に生息しているカニが食卓を飾るごちそうだった。市役所と環境天然資源省の地方事務所がこのカニにこのほど注目、ソフトシェルの養殖カニの生まれたばかりを500匹、海岸に放した。
昨年9月から本格的にタグム市が取り組みを始めており、成果が上がり始めている。うまくいけば、四半期ごとに7万匹程度の生産・集荷が可能になるという。日本、香港、シンガポール、韓国、台湾などへの一部輸出を開始しているという。(14日・ビジネスワールド)