拉致事件が影響
[ 310字|2015.11.9|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方北ダバオ州サマル島のリゾート施設で9月、カナダ人など外国人ら4人がイスラム過激派に拉致された事件で、首都圏にあるカナダ人商工会議所のペイン会長がダバオ市を訪問し、事件がカナダ国内で大々的に報道されたため、ビジネスに影響が出ていると訴えた。
比でのカナダ系大企業は主に鉱業と保険業の2種で、この関連の事業で影響が出始めているという。
カナダ政府は10月27日、ミンダナオ地方各州への訪問を当面避けるようウェブサイトで注意喚起をしていた。
ペイン会長は、ミンダナオ地方ですでに活動している企業は一定の危険を承知したうえで操業しており、影響は少ないだろうと説明したという。(4日・ビジネスワールド)