新たな観光開発浮上
[ 323字|2015.10.19|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方北ダバオ州のまだ観光の手が及んでいないタリクド島を、官民連携(PPP)事業として外国人観光客を誘致する総合開発計画が浮上している。
タリクド島はダバオ市近郊の開発済みのリゾート地であるサマル島の隣にある青い海と美しい砂浜に恵まれた島。北ダバオ州のロサリオ知事が音頭をとって進めている「タリクド島リゾート開発計画」では、官民が総額10億ペソを出資し、埠頭や給水施設のほか、太陽光による発電計画も検討されているという。
島内には57件の不動産用地があり、80%が廉価で売りに出されているため、この敷地がリゾート開発の投資先として予定されているという。ロサリオ知事は治安にも十分に配慮するとしている。(13日・ビジネスワールド)