洪水警報を全河川に
[ 323字|2015.10.5|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東部ビサヤ地域レイテ州タクロバン市で開かれた科学技術省(DOST)などが後援するフォーラムで、洪水対策のため早期警報システムをフィリピン全土に導入する計画が発表された。
同システムでは、河川流域にある浸水の可能性が高い地域の住民に洪水の6時間前に「避難警報」を発信できるようにする。DOSTによると、2010年までに比全土の河川5カ所に早期警報システムが設置され、その後2年半で18の主要河川にも同システムが設置されたという。
ドイツのメーカーによると、1河川に早期警戒システム1基を設置するのに100万ペソ、2基設置では150万ペソかかる。16年中には219の河川に同システムを導入する計画という。
(30日・ブレティン)