はしゃぎすぎは駄目
[ 328字|2015.8.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
東ビサヤ地域のサマール島マラバット町で5日、ウミガメでは最大級とされる種類の大ガメが網にかかり、海岸に引き揚げられた。前足を広げた幅が大人が両手を広げた大きさほどあり、絶滅種に指定されているウミガメだった。
ところがバランガイ(最小行政区)の役人が駆け付け、自ら甲羅に乗って手を広げている写真をツイッターで公開したため騒ぎになった。
住民からは「はしゃぎすぎだ」と抗議があった。環境天然資源省の技官は「本人は幸せな気分であり悪意はない。カメを傷つけるつもりもなかった」と防戦しきり。しかし、ツイッターの写真にはカメの首にかかったロープが見え、騒ぎが沈静化するまで手間取った。大ガメは捕獲から10時間後には海に放された。(11日・インクワイアラー)