やはりクロだった
[ 308字|2015.8.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方北コタバト州のキダパワン市が署の全警察官を対象に強制的な麻薬検査を実施したところ、2人の尿から陽性反応が出た。またもう一人の警官は、尿の代わりに水にアルコールを混ぜて提出していたことが分かり、あらためて波紋が広がっている。
エバンジェリスタ市長は7月中旬、警官の麻薬検査の実施を指示したが、1人の警官が「受けたくない」とし、市長は「あくまで予防的な措置」として実施を強行していた。
問題の3人はとりあえずこれまでの持ち場から外され、「地域本部付き」となり、再検査を受けているという。署長は、麻薬使用が確定されれば、刑事訴追と行政的な処罰が厳正に行われることになると語った。(4日・ブレティン)