迷惑なムラサキ貝
[ 316字|2015.7.13|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域のネグロス島西ネグロス州のバリャドリッド町近くの三つの村の海岸に食用のムラサキ貝が大量に打ち上げられたため、ブルドーザーが出動し除去する騒ぎになっている。
台風エガイ(10号)の影響による大波で大量に浜辺に打ち上げられたものとみられる。ムラサキ貝は砂浜の2キロ以上にわたって延々と積み上がっており、厚さは数10センチ、推定で30トン分はあるという。
バリャドリッド町の住民は「はじめのうちは食料になると喜んでいたが、これだけあるとやっかいだ」と迷惑顔。なぜこんなに大量にムラサキ貝が打ち上げられたかは不明だが、トラックで運び出し、大きな穴を掘って埋める作業を進めるしかないという。(10日・インクワイアラー)