赤線地帯に注意
[ 315字|2015.7.6|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
アジア太平洋協力会議(APEC)閣僚会議の8月、10月開催が予定される中部ビサヤ地域セブ市では、セブを訪問する外国要人にタクシー運転手が「赤線地帯」を案内することがないよう、政府がタクシー協会に要請した。
政府の出先機関はこのほど、地元のタクシー運転手百人余りに集まってもらい、APECの概要を説明した後、セブ市内のバランガイ(最小行政区)カマガヤン周辺の「赤線地帯」には外国からの要人を送らないよう注意喚起した。この地区には外国人観光客がしばしば訪れ、医学上の問題が起きたり、引ったくりなどの犯罪も報告されている。政府は前後3週間近く行われる会合の期間中に万が一の事態が起きないようあらためて要請した。(4日・ブレティン)