APECで過剰警備か
[ 316字|2015.5.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方ボラカイ島でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚級会合を前に、カリボ町で反APECデモが日曜日に行われ、デモ参加者100人に対し警官150人が出動、デモ隊に盾を押しつけるなどして「過剰警備」ではないかとの声が出ている。
デモ警備の警官隊はカリボヌマンシア橋の上で警棒と盾を使ってデモ隊を規制、放水車も出動させ、デモの進行方向を変えさせたという。警察は「交通の障害にならないようデモ隊を誘導しただけで、最大限に自制した警備だった」と説明。これに対しデモ隊のリーダーは「腕とひじに擦過傷を負った」と抗議した。
APECでは事前警備でこれまで、警官のべ2千人がボラカイ島に投入された。(13日・インクワイアラー)