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　ミンダナオ地方サンボアンガ市と同市警察は、政府のマネー・ロンダリング防止委員会に対し、南北サンボアンガ州などの麻薬密売に使われている銀行口座への取り締まりを強化するよう要請した。

　きっかけは、警察前に駐車中のピックアップに仕掛けられた爆弾が３日に爆発、麻薬捜査への報復とみられることからだった。

　ビンラディンと呼ばれるセブやこの地域の麻薬王の息子ら２人が逮捕されており、麻薬王が30万ペソと交換に息子の釈放を警察に要求してきたほか、麻薬密売で得たお金が３日ごと定期的に数行の口座に振り込まれていたことが分かったという。

　警察は爆破犯人２人の似顔絵を公開するなど捜査に全力を挙げている。（７日・スター）