運び屋に未成年2人
[ 314字|2015.3.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南スリガオ州スリガオ市で、9歳と14歳の2人が覚せい剤を所持しているのが見つかり、市内の社会福祉開発事務所から事情を聞かれている。2人は違法薬物の運び屋として使われていた、とみられる。
覚せい剤の所持が見つかったのは、15日午後4時半頃、スリガオ警察署のロビー。事前捜査で2人が同署拘置所に収監されている男性に覚せい剤を届け、1件につき40ペソの駄賃を受け取っていたことが分かっていたため、署員が2人の持ち物を調べたところ、小袋10袋に小分けされた覚せい剤と、牛乳に混入された覚せい剤を所持しているのが分かった。
同署では2人に運び屋をさせたとみられる男性も、処罰するという。 (17日・ブレティン)