犬や猫の増加に予防
[ 306字|2015.3.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ビサヤ地方タクロバン市で増え続ける犬や猫による伝染病の感染などを予防するため、国際的な非政府組織が一役買っている。
同市の家畜担当部署のジョデル・ティ博士によると、この組織はヒューマン・ソサエティ・インターナショナルで、台風ヨランダで被災した飼い主の支援を目的として、これまでに約2千匹の犬や猫に予防接種や去勢手術を施した。作業は今後1年間を目途に続けられる。
ティ博士の推定では、同市には約2千匹の飼い犬がいるが、猫については分からないという。
被災後、犬や猫が野放しにされるケースが増え、住民が伝染病などにかかることが心配されていた。狂犬病は2006年以降発生していない。(13日・ブレティン)