薬中毒のリハビリ施設
[ 318字|2015.3.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域のボホール島にあるタグビララン市が、薬物中毒患者のための本格的なリハビリセンターを総工費4千万ペソを投じて建設する計画を進めている。
ボホール地方開発基金(BLDF)が、ミンダナオ地方ダバオ市にある薬物中毒の更正施設と協力して進めるという。センターの建設のほか、ダバオ市にある既存施設の専門スタッフらの指導を得ながら、人口10万人のタグビララン市とその周辺に住む若い労働力を中心に要員を確保していくという。
薬物中毒患者の特徴は貧困者が多いことで、セブ島やミンダナオ地方の自治体が抱える深刻な問題となっている。センターの運営資金は主にBLDFが負担するが、両市の財政からも支援していく。(23日・ビジネスミラー)