畜産業で地域発展を
[ 322字|2015.2.16|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地域北ネグロス州のアルフレド・マラノン知事はこのほど、今後10年間で畜産業の飛躍的な成長によって地域の発展を図ると宣言した。
同州は豊かな牧草地と豊富な水に恵まれていることから、多くの農家が牛の飼育に熱心。知事によると、州内には6万5千頭の牛が飼われているが、これを2025年までに100万頭に増やす計画という。このほどバコロド市で2日間にわたって開かれた「全国牧畜大会」には州内から600人の牛を飼っている農家が参加、経営向上を話し合った。
北ネグロス州では牧畜以外の主要産業はサトウキビ。砂糖の生産が盛んな土地柄で、マラノン知事は「牛の飼育と砂糖の2本立てで地域を振興させる」と大会で演説した。 (9日・ブレティン)