地震からの復旧
[ 321字|2015.2.2|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
200人が死亡し、7万2千の家が壊れた中部ビサヤ地域のボホール州を襲った2013年の地震で被害を受けたタグビララン市では、主要産業である観光業に受けた被害からまだ回復できていない。
直後に襲来した台風ヨランダがあまりに甚大な被害を与えたため、世間の関心が台風被害にまわったという不運も重なった。
比アメリカ商業会議所はたばこ大手フィリップ・アンド・モーリス社、州政府と協力、被災地に100の移動教室を寄贈したほか、地震の恐怖がトラウマになっている子ども3千人を対象に、今後3年にわたってカウンセリングを続けるという。また州当局は円錐形の小山が重なる観光地チョコレートヒルへの道路修復なども急ぐ方針という。(27日・ビジネスワールド)