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　中部ビサヤ地域のイロイロ市の漁業者のグループは、新たな漁業法改正に抗議し、12月の操業を止めている。

　今回の法改正は上下両院でこのほど可決成立したもので、地元漁協などによると、届け出なしの違法漁業者に対し、罰金２００万〜４５０万ペソを科しているほか、環境保全条項が付いており、この違反者についても、別途罰金10万〜５００万ペソを科しているという。

　イロイロ市の漁民らは改正で罰金額が異常に高く引き上げられたことに抗議しており、「零細業者や大手の漁業者の双方にとって不条理すぎる」と不満をぶちまけ、アキノ大統領に法律発効に必要な署名をしないなどの拒否権行使を求めているという。一方、環境団体は法改正を歓迎している。 （24日・インクワイアラー）