ビサヤの失業率改善
[ 331字|2014.12.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブなど中部ビサヤ地域の失業率が、観光産業の活況によって改善している。
労働雇用省中部ビサヤ事務所のサルカウガ所長によると、第3四半期の同地域の失業率は5・4%となり、前年同期比0・5ポイント高いものの、フィリピン全体の失業率6・0%を下回っている。
セブを中心にホテルやレストランの数が増えてきており、観光関連のサービス産業が学校を卒業したばかりの若い労働力を吸収しているという。またコールセンターなどビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)のセブ進出も失業率を押し下げるのに貢献しているという。
サルカウガ所長は「新しい傾向として、アニメなどコンピューターを使ったグラフィック技術の求人が増えている」と話した。(22日・ブレティン)