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　東部ビサヤ地域のレイテ州では、昨年11月の台風ヨランダの被災からやっと生き残ったココナツ林が、今度は台風ルビー（22号）の襲来というダブルパンチで、５４５万本に被害が出ている。

　比ココナツ庁ビサヤ地方事務所のエディベルト・ニエルバ所長によると、レイテ州ではココナツ林のうちの89万本、北サマール州では24万本が台風の直撃で倒れたりする被害を受けたという。そのうち４分の１は再生の見込みはほぼないという。ココナツ庁は一粒２００ペソの種を政府負担で配るという。

　ニエルバ所長は「被災したココナツの木の全部を補うのは難しいかもしれない。しかし、今後数年間のうちには、なんとか復旧にこぎつける自信はある」と語っている。（15日・ビジネスワールド）