地球温暖化で自転車行脚
[ 320字|2014.12.15|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
自転車で2008年にフィリピンをまわって平和を訴えたアマノ・ピカーダル司祭(60)が10日、地球温暖化の危機を訴えマニラから南部ミンダナオ地域のイリガンまで1800キロの自転車行脚に出発する。
ピカダール司祭は12年のパブロ、13年のヨランダ、今回のルビーと台風が地球温暖化で大型になっていると指摘。特にミンダナオ地方の人々に訴え、備えをしてもらいたいと話している。ダバオ経由イリガン市まで2週間の旅を予定している。
11年にはセンドンがイリガン市を直撃、数百人が死亡した。ピカーダル司祭は「台風被災は神の仕業でも自然災害でもなく、地球温暖化が元凶。自転車で行進しよう」とイリガン市民に呼び掛けている。(10日・インクワイアラー)