生物多様化をダバオで
[ 309字|2014.11.24|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方の西ダバオ州政府はこのほど、自然保護などの「生物多様化」でドイツ政府が強く支援していくとの覚書(MOA)に調印した。
それによると、フィリピン政府が進めている全国緑化計画(NGP)に沿いつつ、不法伐採の取り締まりなどで大自然のホットスポットである「森林資源」の保護を強力に進めることで、西ダバオ州固有の植物の保存育成と、急速に消滅しているこの地方の希少動物の保護を目指していくのが当面の目標という。
マラヤオン州知事とドイツ自然保護協会のリズ博士がMOAに調印し、早速、11月からの具体的な事業の着手で合意した。ドイツ側の大目標は二酸化炭素の排出を減らすことにあるという。(19日・ブレティン)