ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 310字|2014.11.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
プラ住宅がシンボル
台風ヨランダで大きな被害を受けた東部ビサヤ地方レイテ島のオルモック市では10月から、住宅を失った避難民のために米国製の珍しいプラスチック住宅2000戸の建設が始まっている。
金属のジョイントで強化プラスチックの壁のパネルや天井、屋根などを接続して作り、一戸作るのに工事担当者10人が1日で作ることができるという。面積27平方メートルの住宅のコンパクト型で、簡易キッチンとトイレと部屋が付いている。
一戸の価格は10万ペソ(約23万円)。全額が寄金でまかなわれる。パロ町などにも300戸作る計画で、プラスチックの明るい色が被災地の新たな「希望のシンボル」になるのではと期待されている。(10日・インクワイアラー)