ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 312字|2014.11.17|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
災害に強い新空港
東部ビサヤ地方のレイテ島にはタクロバン空港があるが、近くにもうひとつ空港を新設する計画が浮上している。
タクロバン市の空港はこれまで、4400万ペソを投入して施設や建物の改装が行われているが、海に近いため台風の風当たりが強く、高潮などの自然災害にも弱いという難点がある。台風ヨランダの教訓もあり、運輸通信省内では「自然災害に強い空港」がどうしても必要という議論が出て、同じレイテ島で別の場所を探し始めているという。
現時点で候補地としては、パロ町近郊の案が上っているが、新空港の完成まではどうしても5〜7年かかるという。東部ビサヤ地方は経済が急速に発展しており、新空港の開港が急がれる。 (10日・ブレティン)