誘拐の中国人解放
[ 317字|2014.11.10|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方南部でイスラム武装勢力のアブサヤフとみられるグループに拉致されていた中国人が5日、解放されたが、身代金については不明という。
サンボアンガ・シブガイで9月11日、アブサヤフとみられる武装集団が店内に押し入り、経営者の中国人を誘拐してバシラン州のいずれかに連行した。中国人は5日午前3時半にサンボアンガ・シブガイで解放され、早朝に警察に歩いてたどり着いた。健康診断を受けた後、家族と再会するという。
ミンダナオ地方南西部では外国人の誘拐事件が後を絶たない。今回の解放で身代金が支払われたかどうかなど警察は明らかにしていないが、事件を知る消息筋は「被害者の自由はお金と引き換え」と語っている。 (6日・スター)