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　ミンダナオ地方マギンダナオ州の刑務所の房内から刀などが大量に見つかった。刑務官を脅して脱獄する計画があったのではないかとみて、刑務当局が捜査している。

　押収されたのは、大振りの刀のほか、ナイフやハンマー、ナタなどの武器類１１７本で、服役囚と面会に来た家族や友人らが少しずつ持ち込んだらしい。この州刑務所では、過去10年間に10回以上の脱獄事件が発生、最後の脱獄は昨年起きており、９人が脱獄に成功している。

　刑務所の所長によると、収容定員１００人のところに３００人以上が服役しており、現在、房の中は雑魚寝状態になって、管理上も問題があることから、州刑務所を現在の場所から移転させ、大規模な建物にする計画が浮上しているという。（10月28日・スター）