禁酒法緩和はだめ
[ 316字|2014.9.29|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
2013年にダバオ市は深夜のアルコール飲料販売、営業を規制する市条例を制定した。これに対し最近、ウエブサイトなどで規制緩和を求める声が出てきた。同市条例では路上や駐車場などでの飲酒、酒類販売は午前1時から8時まで禁止。飲食店などでは午前0時から酒類の提供、販売が禁止されている。
規制緩和派によると、この規制で既に23の事業所が閉店に追い込まれた。観光や宿泊施設にも影響が出ているという。緩和派は「自由な時間をどう過ごすかという権利と自由も重要だ」とし、週末は午前3時までアルコールOKとする規制緩和を要求。
ドゥテルテ市長は「ダバオ市には静粛さがのぞまれる」として規制緩和を断固、容認しない方針だ。(23日・ブレティン)