マンボウ貝を大量押収
[ 326字|2014.8.11|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地方のイロイロ州バタッド町でこのほど、希少生物として乱獲禁止となっているマンボウ貝(通称・ヘルメット貝)を大量に積んでいたトラックが検問にひっかかり、運転手ら3人も逮捕された。3人は西ネグロス州サンカルロス市に住む男たちで、トラックから袋に詰められ小分けされたマンボウ貝計95個が押収された。
マンボウ貝は高さが15〜20センチ、直径が10センチほどの巻き貝で、茶褐色の筋の入った美しい貝殻を持つ。装飾品やカメオの素材などに使われることが多く、また海外旅行のお土産品などとして珍重されるという。1個1500ペソ(約3500円)という高価な値段で売られている。トラック1台分の時価総額は250万ペソ(約600万円)という。(5日・スター)