古木の並木に死刑判決
[ 310字|2014.7.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
中部ビサヤ地方セブ州のサンフェルナンド市の延長5キロの幹線道路にある街路樹の伐採で、環境天然資源省は樹齢300年にもなる古木を含む41本について「死刑判決」を下した。
同省地方事務所とサンフェルナンド市道路局は141本の街路樹について、根や幹がひどい病虫害にかかっている樹木を調査していた。
その結果、うち41本のアカシア、マホガニーなどの古木は治療回復が困難として、伐採という「死刑判決」を下した。
中には幹の直径1・5メートル、高さ15メートルの見事なアカシアの大木もあり、残念がる声も出ているが、植物学の専門家や環境問題の弁護士らからなる調査団12人の「死刑判決」が採用された。(19日・ブレティン)