ゴムの木で地域おこし
[ 310字|2014.6.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方北東部の農家では生長の早いゴムの木の栽培に注目が集まっており、ゴムで新たな地域おこしにしようとの動きが出ている。
ミンダナオ地域開発計画を進める研究者のサムソン・マテ氏によると、アグサンデルスル地区ではゴム畑が約1万3千ヘクタール広がっており、いくつもあるゴム園にゴムの木が新たに植えられ、3割以上がゴム生産が可能な状態。
ゴムの収穫量は1ヘクタール平均3・1トンと順調で、同地区には3160万ペソをかけてゴム精製を行う各種の施設を備えたゴムセンターを建設するほか、高地に住む2万7千人の住民には今後、10万本のゴムの木を植えてもらい、生活支援に役立てる計画を進めるという。(18日・ブレティン)