「バナナ研」設立へ
[ 313字|2014.4.21|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方のダバオ市近郊での代表的な輸出品であるバナナの生産拡大と品種改良のため、本格的な「バナナ研究所」を設立する計画が進んでいる。
テオフィス・ギンゴナ上院議員がこのほど、ダバオ市を訪問して地域の有力者や大手のバナナ生産業者らと協議し、近く上院に「バナナ研」の設立法案を提案することを決めたという。
ダバオ周辺からのバナナ輸出は年間7億ドルに上っており、この地域のバナナ栽培業者は15万人といわれている。
バナナの品種改良は、地元の南東フィリピン大学などで以前から研究が行われてきたが、新たな「バナナ研究所」の設立で、病虫害の駆除などの本格的な研究と品種改良などを行うという。(14日・ビジネスワールド)