コカイン返却に報償
[ 326字|2014.3.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市の埠頭(ふとう)に置かれたコンテナの天井部分から、コカインが見つかった事件で、1キロずつ袋に入れられたコカインの一部が持ち去られていたことが分かり、同市のドゥテルテ市長は「紛失分」を警察に返却した者や有力情報提供者に10万ペソの報償を与えるとの声明を出した。
コカインは22日に21キロが見つかり、24日までに埠頭に働く男たちが30キロを戻してきたため、押収量は計51キロ(末端価格3億6千万ペソ)になった。当局がつかんだ情報では、総量は65袋という。
コカインはコンテナのほか、ヒューズボックスにも隠されていた。ドゥテルテ市長は「コカインを預かっている者はすぐ降参しろ。どうせばれるんだ」と警告した。(26日・スター)