被災者にチェーンソー
[ 312字|2014.3.31|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
台風ヨランダで被災したビサヤ地方オルモック市のココナツ林の復旧のため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とスウェーデンの工作機械会社はこのほど、倒木を伐採するチェーンソー100台を栽培農家に贈った。
台風ヨランダでは3300万本のココナツ林が倒れる被害が出て、少なくとも100万人が生活の手段をなくしたとされる。
100台のチェーンソーでは数が圧倒的に足りないが、同市の担当者は「倒木の切り出しや、住むための一時的な小屋造りのための木材伐採に使ってほしい」と述べた。
オルモックにあるココナツ庁の出先機関は6月30日までは倒木の運搬料を徴収せず、処理にも無料で応じるとしている。(25日・ビジネスワールド)