異常気象の被害支援へ
[ 328字|2014.2.3|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
セブ州政府は1月にセブ地方を襲った長雨と寒気による「異常気象」で、大きな被害を受けた農業や牧畜業に支援を行う方針を固めた。セブでは、乾期にあたる1月に土砂降りのような大雨が続き、その後は寒気が押し寄せて急な冷え込みとなった。
セブ州ダナオ市とバランバン、ダラグエテ両町では、キュウリ、トマト、タマネギ、豆類などの農作物の収穫が軒並み30パーセント減などの被害が出た。同州の当初見積もりではバランバンの農業被害は389万ペソ。朝夕の冷気に耐えきれず牛43頭が死んだ。
ダラグエテでは寒さに強いはずの犬も50匹が命を落とす異常ぶりだった。ダビデ州知事は調査チームを現地に送り、被害調査を確定次第、肥料やタネの無料配給を行う。(1月29日・ブレティン)