世界最大機がセブ着陸
[ 332字|2013.11.18|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
世界最大の航空機、ロシア製のアントノフ225が12日早朝、セブ州のセブ・マクタン国際空港へ飛来、その威容をフィリピンの航空ファンにお目見えした。ジェット・エンジン6基、車輪32個を装備し、最大離陸重量253トンという。同型機は、もともと旧ソ連時代に宇宙開発を支援する目的で製造されたが、旧ソ連の崩壊で一時は倉庫入り。今世紀になって超大型貨物の輸送ビジネス用に復活した。
今回はロペス財閥系の電力エネルギー開発企業、ファースト・ゲンが発注した重量150トンの天然ガスプラント用の変圧器を輸送する目的で、クロアチアの首都ザグレブから飛来した。同社によると、この変圧器は、ルソン地方バタンガス市にあるプラントの旧型変圧器との入れ替え用。(13日・インクワイアラー)