ビサヤ・ミンダナオ通信
[ 330字|2013.9.23|社会 (society)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
貸席にふさわしいのは?
ミンダナオ地方で会議や展示会を開くなら、ダバオ市に続くのはどこ?イベント企画者の熱い視線を集めているのは、同市から陸路で1時間ほど北東のタグム市という。
観光省ダバオ地域事務所によると、ダバオ市に次ぐ都市として、かつては東ミサミス州カガヤンデオロ市が挙がるのが通例だった。ところが、都市の住民が余暇を利用して農作業などを体験するアグリ(グリーン)ツーリズムが欧州を起点に世界に広がり、比でもこうした着想が政策に取り上げられるようになった。
同省は、タグム市の旧バナナ・プランテーションをバナナ・ビーチとして売り出し、観光客を集めつつある。昨年北ダバオ州を訪れた約38万人の観光客のうち約11万8千人がタグム市に立ち寄った。(16日・ビジネスワールド)